第105回全国高校サッカー選手権大会の東京B代表を決める大会(都2次予選)の準々決勝で、誤審騒動が起きたと物議を醸している問題で、東京都高等学校体育連盟サッカー専門部は26日、声明を出した。「選手権二次予選について」と題して、次の通り公式ホームページに掲載した。
「10/24(土)に行われた駿台学園対東海大高輪台の試合に関して、現在対応を協議しています」
「対応が決まり次第お知らせをいたします。近日中に協議内容を当ホームページにてお知らせさせていただきます」
「憶測などによる誹謗中傷などがないよう、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします」
騒動を巡っては、SNSで拡散されて広く知られるようになった。準決勝進出を懸けて、東海大高輪台と駿台学園が対戦。両者譲らず0-0で突入したPK戦で、決めれば4強という場面で、東海大高輪台の選手が右足でゴール右隅に決めた。しかしここから、まさかの事態に発展していた。
観戦者による状況の説明ポストや動画の投稿によると、会場のゴールネットに穴があり、突き刺さったはずのボールは枠内にとどまらず、ゴールマウスの外へ飛び出していた。
キッカーは喜び、駿台学園のGKも悔しがっていたが、レフェリーからはゴール右側へ外れたように見えたのか、主審は試合終了の笛を1度は吹いたものの、副審からの助言など、審判団で協議の末に「失敗」と判定された。
最終的に、勝利を決めていたはずの東海大高輪台がPK戦11-12のスコアで敗退する事態となった。
直後からSNSでは意義が噴出。「大問題が発生した」「入ってるのは肉眼でも分かる」「これどうなるんだろう 映像みたら一目瞭然で東海大高輪台なんだけど、観客の映像で覆してたらキリがないしな…」「無念すぎる、、、」「審判の事実認定が原則最終である以上、結果は覆らないと思いますが、今回を機にネットの点検や判定手順は見直されるかもしれませんね」など、さまざまな意見が飛び交っていた。
都高体連サッカー専門部からの公式Xに、当日24日投稿された東京都大会2次予選Bブロック準々決勝の試合結果「ベスト4進出校が決定!!」のポストには「あんな重大な誤審があったんだからせめて再試合でしょ」「人の目では間違いはあるし、それは責めれない けど、複数の動画があって、明らかに誤審であることが明白 更にネットを補修している画像も出てきています 未来ある高校生に正しい判断をしてあげてください この判断を間違えると全国的な騒動になってしまうかも 対応をお願いします」といったコメントが殺到した。
一夜明けた25日、Xのアカウント「駿台学園高校サッカー部」は「昨日の試合に関しては現在協議中となりました。結果が分かり次第ご報告させて頂きます」と投稿。さらに翌26日に都高体連サッカー専門部もメッセージを出した。
ルールの適用ミスで再試合などは例もあるが、判断ミスは覆った例がほとんどない。今後の進展が注目されている。