<明治安田J2:仙台1-2大宮>◇31日◇第14節◇ユアスタ
ベガルタ仙台が大宮に1-2で敗れ、今季初の2連敗を喫した。前半に先制を許すも、後半8分にMF岩渕弘人(29)のゴールで一時同点に追いついた。しかし、後半19分に勝ち越しを許した。勝ち点1差で2位の新潟も敗れたため、首位はキープ。次節は、勝ち点2差で迫る3位富山とのアウェー戦に臨む。
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背番号27の一発は、勝ち点にはつながらなかった。0-1の後半8分、DF石井隼太(25)が左サイドから放ったロングクロスに、岩渕がペナルティーエリア中央まで走り込んだ。「隼太からいいボールが来て、体がうまく反応してくれました」。ジャンピングボレーでネットを揺らした。
だが、チームはその後、大宮に勝ち越しゴールを許した。岩渕は「ハーフタイムにみんな落ち込んだりしていましたけど、このスタジアムは1点取ったら2点目を取らせてくれるスタジアムだと思う。勢いのままいきたかった中で、2点目を奪えなかったことは今日の敗因です」。相手の6本を大きく上回る14本のシュートを放つも、1点にとどまった。
前節は現在2位の新潟相手に1-2で敗戦。リーグ戦では2節の大分戦以来の黒星を喫し、今節はボール支配率リーグトップの大宮が相手だった。DF高田椋汰(26)は「相手がガンガン来るのも、激しいバトルになるのも分かっていた」。堅守の仙台らしく防ぎ、攻撃につなげる場面も多く見られたが、一瞬のほころびを突かれた。「失点の部分は後ろの選手として責任を感じている。練習からもコミュニケーションを取って突き詰めていきたい」と気を引き締めた。
首位陥落は逃れるも、2位新潟、5位に浮上した大宮と上位相手に2連敗。両チーム合わせてイエローカード7枚が飛び交い、前半7分にはDFマテウス・モラエス(25)の負傷交代もあった。森山佳郎監督(58)は「けが人も含め、かなりのバトルだったので、代償も次のゲームへの影響も大きい。フレッシュな選手、自分で間に合わせてくる選手を見極めて先発を組むことが一番重要だと思います」。次戦、富山戦で悪い流れを断ち切る。【高橋香奈】