サッカー元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(71)が2日、静岡県内でスーパーマーケットを展開する「静鉄ストア」(静岡市)のフランスワイン大使に就任した。東京都内で同日開かれた就任式で「日本は個人的にとても大切な国。ワインを通じてフランスの土地の豊かさや職人の技を伝えたい」と意気込んだ。
同社の森下登志美社長によると、今後、全国各地のイベントでワインやフランス文化の魅力をPRする計画。森下氏は国内のワイン消費量が伸び悩んでいるとし、トルシエ氏を通じ「ワインに親しみを持ってもらいたい」と狙いを語った。
トルシエ氏はフランス出身。1998~2002年に日本代表監督を務め、02年日韓ワールドカップ(W杯)で初のベスト16に導いた。
トルシエ氏はフランス南西部の有数の産地、サンテミリオンでワイン造りに取り組む。この日、日韓W杯で代名詞となった守備戦術「フラット3」の名を冠した自作の赤ワインを携え、「日本向けにつくる商品だ。スポーツ観戦しながら(ワインを)楽しんで」と紹介した。
静鉄ストアは日本で唯一、フラット3の輸入を手がけている。