【サッカー】田嶋幸三氏FIFA会長選立候補「決断したのは先週」「FIFA自浄作用あるのか」

FIFA会長選挙への出馬を表明するJFA田嶋幸三名誉会長(撮影・保坂果那)

日本サッカー協会(JFA)は5日、都内で理事会を開催し、田嶋幸三名誉会長が来年の国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙に出馬する意向を固めたことを発表した。理事会内でJFAとして田嶋名誉会長を支持、推薦することを決議した。15つの加盟協会からの推薦があれば立候補することが可能。11月18日が締め切りで、FIFA事務局に書面で提出する。

報道陣の前に姿を現した田嶋名誉会長は、決断時期について「今のところインファンティノ会長に対抗するという方が見えないということ、自分はそういう中で選挙をしないで彼がまたそのまま就くということが最も良くないこと、FIFAが本当に自浄作用があるのかということが試されてるという風に思い、私はそこで決断しました。ただ、決断したのはもう先週ですね。いろいろ当たってみて、それで宮本(恒靖)会長、湯川(和之)専務には相談させてもらいました」と明かした。

FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会において、米国代表FWバログンの出場停止処分がトランプ米大統領の介入により、猶予が与えられたり、イランが米国への入国で不当な扱いを受けたりしたことを問題視したという。さらに大会後には主催大会の商業活動などを担う「FIFAフォワード・エンタープライズ(FFE)」の設立計画が秘密裏に進行していることが判明。田嶋名誉会長はFIFA理事の1人として、反対の異を唱えていた。

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◆田嶋幸三(たしま・こうぞう)1957年(昭32)11月21日生まれ、熊本県苓北町出身。5歳の時に東京都世田谷区へ転居。6歳の時に64年の東京五輪を見てサッカーを始める。浦和南高では主将FWとして75年度の全国選手権で優勝。筑波大4年時に日本代表入りし、国際Aマッチ7試合1得点。卒業後は古河電工へ。同期に岡田武史氏。83年に引退し、ドイツ留学。現U-17W杯の日本代表監督から02年に日本協会の技術委員長。JFAアカデミー福島の創設に携わる。専務理事、副会長を歴任し16年に第14代会長。2期8年を全うして名誉会長。15年からFIFA理事(現名称はカウンシルメンバー)。