<AFCチャンピオンズリーグTwo(ACL2):町田2-1上海申花>◇5日◇1次リーグG組第4節◇町田市陸上競技場
FC町田ゼルビアが1次リーグ突破(16強)を決めた。ホームで上海申花(中国)を2-1で下して4連勝。2試合を残してグループ2位以内が決まった。
ワールドカップ(W杯)北中米大会以来の日本代表復帰を果たしたFW小川航基(29)が、正義感あふれる行動に出た。
後半アディショナルタイム、DF明本考浩が背後から危険極まりない悪質なタックルによって倒されると、一目散に相手選手に詰め寄り、烈火の如く抗議した。
そこへ後方から猛然と相手GKが突進。背後から突き飛ばされた。負傷してもおかしくないこちらも危ない場面だった。両チームの選手、スタッフが入り乱れ、試合は暫し中断となった。
小川はその突き飛ばされた場面について「トラックが当たったのかなと思うくらい(の衝撃)だった。そこは別に僕はいいんですけど、足の裏で(タックルを)やりにきていたので、人を傷つけるというような行為。そこは人として許しがたいものだった」と毅然(きぜん)と振り返った。
小川はこの日、後半18分から出場。同33分には左からFW相馬勇紀が送ったクロスに相手選手と競り合いながら左足に当ててシュート。ゴールバーに直撃したが、その跳ね返りをMF仙頭啓矢がダイビングヘッドで押し込み、決勝点となった。
決勝点に絡む動きを見せるなど好コンディションを維持している。ブラジル、パラグアイと戦うシンガポール遠征に向けて、期待は高まる。
「代表入りは本当に誇らしいし、選出された時の気持ちは何物にも代えがたい喜びだった。常にそこにいたいという場所ですし、選ばれるだけじゃなくて何か1つ2つでも多く成長して、どんな相手にもしっかり結果を出したい」
国際Aマッチ18試合11得点という決定力を誇る。上田綺世が負傷離脱していることもあり、小川への注目度はより高まりそうだ。【佐藤隆志】