【高校サッカー】穴あきゴール誤審で復活4強の東海大高輪台が決勝進出 PK戦で国学院久我山撃破

東海大高輪台対国学院久我山 PK戦で勝利し決勝進出を決め応援席と喜びを分かち合う東海大高輪台の選手たち(撮影・宮地輝)

<全国高校サッカー東京都大会:国学院久我山1-1(PK4-5)東海大高輪台>◇8日◇Bブロック準決勝◇味の素フィールド西が丘

準々決勝でPK戦の末に誤審で敗退した後、決定が覆る異例の救済で復活4強入りした東海大高輪台が、強豪の国学院久我山にPK戦の末に勝利し決勝進出を果たした。初の全国選手権出場に王手をかけた。

東海大高輪台は前半20分、右クロスからMF小沢がヘディングで合わせて先制。しかし、後半10分に同点に追いつかれた。その後、PK戦に突入して5-4で勝利を決めた。

川島純一監督は「素晴らしい環境でやらせてもらえて勝てて良かった」と喜び「(準決勝に出られる)安心感はあったが、普段と変わらずいい準備をして臨めた」と語った。

今回の事の発端は24日に行われた準々決勝の東海大高輪台-駿台学園戦だ。0-0でPK戦に突入。東海大高輪台13人目のキッカーがゴール右隅に決めたかに見えたが、会場のゴールネットに穴があり、ボールがゴールマウスの外へ飛び出していた。しかし、審判団で協議の末に「失敗」と判定。これにより東海大高輪台は「敗退」、駿台学園が「進出」という結果になった。

その後、主催者が協議の末、準決勝進出チームを5日後にひっくり返し、判定が覆る異例の決着となっていた。

東京都高等学校体育連盟高体連サッカー専門部が10月29日に公式サイトを更新し、説明した「経緯および決定事項」は以下の通り。

「次回戦進出チームを決定するために実施したPK戦において、ゴールネットの破損に気づかずに進行した結果、東海大学付属高輪台高等学校の13人目のキックに対するゴール判定に重大な誤りがあったことが判明したため、主催者である東京都サッカー協会および東京都高体連サッカー専門部が協議を行い、主催者の判断により、次回戦進出チームを東海大学付属高輪台高等学校とすることを決定いたしました」