バイバイ柿谷 C大阪最終戦前売り完売

 スイスの強豪バーゼルへの移籍が発表されたC大阪の日本代表FW柿谷曜一朗(24)の“お別れ試合”となる15日川崎F戦(金鳥スタ、収容人員2万人)の前売りチケットが8日、完売した。入場券はインターネットオークションで6倍以上の値段がつくなどプラチナ化。この日の練習には約700人のファンが駆け付けて、サイン待ちの行列をつくるなど、移籍を前に柿谷フィーバーが巻き起こっている。

 柿谷のラストゲームのチケットが早くもプラチナ化した。7日に移籍が発表されたことで、試合終了後にセレモニーが行われる15日川崎F戦のチケットに買いが殺到。指定席を中心に、すでに多くの席種が売れていたが、移籍発表後、一般前売り発売分はアウェー席も含め、わずか1日で売り切れとなり、各プレイガイドの残席表示には×印が並んだ。

 さらに大手インターネットオークションサイトでは、8日午後9時の時点で、定価2200円のホームサポーター立ち見自由席に6・3倍となる1万4000円の値段がつくなど、一気に高騰化。定価の9倍となる1万9800円で売ろうとする人まで現れた。定価5800円の芝かぶりシートにも1万6000円の値がついた。

 今季、C大阪のホームゲームでチケットが前売り完売となったのは、ヤンマーで行われた4月12日のG大阪との大阪ダービーのみで、金鳥スタでは初めて。金鳥スタの過去最多入場者数は昨年11月23日広島戦の1万7498人だが、柿谷のセレモニーが行われるため、シーズンチケット購入者の来場率も高いことが予想され、過去最多を更新する可能性も十分ありそうだ。

 この日、大阪・舞洲グラウンドには、渡欧前にサインをもらおうと、延べ約700人のファンが足を運んだ。柿谷は午前、午後合わせ、サインの対応に練習時間よりも長い約3時間を費やした。「(ファンへの思いは)会見で話します」と、多くは語らなかったが、平日では異例のフィーバーぶりで、プレゼントの袋を抱えながら、日没後もペンを走らせ続けた。

 川崎F戦では、柿谷の移籍を祝うメモリアルグッズも発売される予定。移籍が決まっていることもあり、出場は微妙だが「しっかり勝てるように、それだけです」と意気込みを語った柿谷。4歳から在籍する愛着のあるクラブとの別れはもうすぐだ。【福岡吉央】

 ◆C大阪のホーム入場者数

 ロンドン五輪後「セレ女ブーム」が起こり始めた12年はホーム17試合(うち収容人数5万人のヤンマーで6試合)で計25万1232人(1試合平均1万4778人)が来場。昨年はホーム17試合(ヤンマー8試合)で計31万9928人(1試合平均1万8819人、前年比4041人増)が来場。ウルグアイ代表FWフォルランが加わった今年は、ホーム6試合(うちヤンマー4試合)を終え、計15万203人が来場。1試合平均6215人増となる2万5034人の集客がある。

 

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