DF冨安健洋(24=アーセナル)が11月23日のドイツ戦以来、2戦ぶり復帰を果たした。右太もも裏の違和感で同27日コスタリカ戦は欠場した。後半24分から出場し、右ウイングバックでプレーし、好守備でスペインを封じた。

試合後の主な一問一答は以下の通り。

-どういうイメージで試合に入った?

右ウイングバックということで、右サイドバックよりも幅というか平たく守れる。あとは(右CBのDF板倉)滉君が隣にいて、ある程度任せられる選手なので後ろだったり、信頼しているからこそ、サイドに入った時により近くにいけたのかなと思います。

-1対1の守備について

プレミアでやってるので、日常が出せたかなと思います。もっともっと出来ると思う。

-後半から流れが変わった

普段どおりというか、ビハインドの状況で後半はよりアグレッシブにいくというところは試合前のミーティングでも話していたので、それを体現できたかなと思うし、(堂安)律が1点を取って、プランは立てていたけど、それを実際にピッチ上で表現することは簡単ではないので、そういう意味で律が流れを変えてくれた。

-ドイツとスペインに勝って決勝トーナメント進出。これからにどうつながる?

ある程度、もちろん90分すべてではないかもしれないけど、自分たちのことを過小評価し過ぎずに戦うステップに進んでもいいのかなという風には思っている。コスタリカ戦も勝ち点1なのか3なのかって微妙なところがあって、日本の力を100%出し切れなかったので、(決勝トーナメントは)ノックアウトステージになりますし、しっかりと勝ちにいく、こちらからアクションを起こすというのも日本が次のステップに進むことにおいて必要なことかなって思いますけど、それをこのタイミングでやるのか、それともまだ違うタイミングでやるのかはチームとして共有しないといけない。それはもちろん監督が決めることですし、日本が持っているクオリティーは示せたのかなと思います。

-肌感覚としてドイツ、スペインと対抗できる力がある

90分そういうふうに振る舞えるか分からないけど、実際ドイツ戦の後半だったり、スペイン戦の後半だったりは、ある程度やり合う形で戦って実際逆転できている。だからと言って力があるというふうに簡単に言えるわけではないけど、でも、その次のステップに進まないといけない国だと思ってますし、この大会でも示せていけたらいいなと思います。

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