ロドリゲスが鍵 負けたら予選敗退/W杯見どころ

日本対コロンビア ハメス・ロドリゲス(右)と競る長谷部誠(2018年6月19日撮影)

<ワールドカップ(W杯)ロシア大会:ポーランド-コロンビア>◇1次リーグH組・第2戦◇日本時間25日午前3時◇カザン

 開幕前は決勝トーナメント進出の可能性が高いと思われていた、ポーランドとコロンビアはともに黒星スタートとまさかの結果となった。

 この試合、どちらも負けたら敗退が決定。引き分けでも自力突破の可能性が消滅する。さらに第3節での勝利が最低条件と厳しい状況が続く。自力突破の可能性を残すためにも勝利が欲しいところだろう。

 H組でFIFAランク最高の8位ポーランドは、初戦のセネガル戦でエースFWレバンドフスキ(Bミュンヘン)がまさかの無得点に終わった。W杯欧州予選では10試合16得点。同予選でチーム全体で28得点。得点率は全体の57%を占めているだけに、エースへどれだけ良い形でボールを渡せるかが勝敗を左右する。

 コロンビアは、司令塔のMFロドリゲス(Bミュンヘン)が鍵を握る。左ふくらはぎの負傷で初戦の日本戦はベンチスタートで、途中から出てきたが本来のパフォーマンスからほど遠い出来だった。この短い期間でロドリゲスがどれだけ復調しているか注目だ。