3戦連続延長勝利 クロアチア記録ずくめの決勝進出

クロアチア対イングランド 決勝進出を決め歓喜するモドリッチ(中央)らクロアチアの選手たち。左端はマンジュキッチ(撮影・江口和貴)

<ワールドカップ(W杯)ロシア大会:クロアチア2-1イングランド>◇準決勝◇11日◇モスクワ・ルジニキ

 史上13チーム目のファイナリストとなったクロアチアは、記録ずくめの準決勝突破を果たした。国際サッカー連盟(FIFA)によると同一大会の決勝トーナメント3試合で、全てリードを許した状況で負けなかった初のチームとなった。

 3戦連続で延長を戦っての決勝進出も例がない。1990年大会のイングランドが3試合続けて延長に突入したが、この時は準決勝でPK戦の末に西ドイツに屈した。

 クロアチアのFIFAランキングは20位で、93年8月に制度が導入されてからは最も低い順位の決勝進出チームとなった。