ドイツの大衆紙「ビルト」が昨年末、3日間をかけてバイエルン・ミュンヘンに関するオンライン調査を行った。同紙によると、そこで計9万2712票が集まり、2位ロベルト・レバンドフスキの約3倍にあたる35%を獲得したヨシュア・キミヒが2年連続で、ファンが選ぶBミュンヘン年間最優秀選手に輝いた。

キミヒはBミュンヘンの今季公式戦26試合のうち25試合にフル出場。夏に就任したニコ・コバチ監督の下、右SBのみならず、ユース時代に務めていたボランチでも起用されるなど、その存在感は増す一方だ。

キミヒはビルト紙に対し「チームとしては、我々の予定通りにコトが運んだ1年ではなかった」と、ロシアワールドカップ(W杯)での1次リーグ敗退や2018-19年シーズン序盤の不調に触れつつも、「けれども、この賞をもらうことができてとてもうれしいし、大いに励みになるよ」と、受賞の喜びを語った。

また同時に行われた最優秀ニューカマーには、昨季ホッフェンハイムへレンタル移籍していたセルジュ・ニャブリが選ばれ、74%の得票率。そして最優秀ベテランの部門では、35歳のフランク・リベリが64%を稼ぎ、トップになったという。