欧州選手権決勝でスペインが4-0でイタリアを下し、大会連覇、10年W杯も含め主要大会3連続優勝を果たしたことを受けて、2日付独紙ビルトは「おめでとう、スペイン。君たちが世界最強だ」「サッカーの世界がスペインの前にひれ伏した」と報じた。

 大会序盤はもうひとつ王者らしさに欠けたスペインだが、「ぴったりと決勝に合わせてきた」と指摘。イタリアについて「ドイツを沈めたバロテリも、相棒のカッサーノも、司令塔ピルロもスペインサッカーの前に驚くことしかできなかった」と表現した。

 そして「我々がイタリアに負けていなかったら、どんな目にあっていたのだろうか?

 スペインは素晴らしい」。ドイツが決勝に進出していたとしても、スペインに勝てたかどうか、疑問視する論調だ。