A組は欧州王者のポルトガルが北中米カリブ海代表のメキシコとの初戦を2―2で引き分けた。

 メキシコは2度追い付く粘りで、引き分けに持ち込んだ。前半42分に点取り屋のエルナンデスが右折り返しを頭でねじ込み、後半ロスタイムには左CKをモレノがヘディングで合わせた。

 2失点は反省材料とはいえ、中盤の攻防では優位に立ってボール保持率は59%と相手を上回った。オソリオ監督は「欧州王者に対して、とてもいい内容の試合ができた」と手応えを深めた様子だった。