ロシアで開催されているサッカーのコンフェデレーションズ杯の中間記者会見が26日、サンクトペテルブルクで行われ、英紙で25日に報じられたロシア代表のドーピング違反疑惑について、2018年W杯ロシア大会組織委員会のソロキン最高責任者は「完全な作り話で奇妙なこと。全員が陰性という明確な事実がある」と否定した。

 14年W杯ブラジル大会のロシア代表全員がドーピング違反の疑いで国際サッカー連盟(FIFA)の調査を受けているとの報道を受け、記者会見では質問が相次いだ。ソロキン氏は「ロシア代表の大部分が欧州のクラブに所属し、欧州連盟やFIFAの検査を受けているが陽性反応はない。昨年の欧州選手権でも全て陰性だった」と疑惑を打ち消した。