FWネイマールが4ゴール2アシストと大爆発し、パリサンジェルマンがホームでディジョンに8-0で圧勝した。

 前半4分、MFディマリアがゴール左からの左足ミドルシュートでファーのサイドネットを揺らしてゴールラッシュが幕を開けた。同15分、相手ボールを奪ったカウンターからネイマールがドリブルでペナルティーエリア内に進入し、飛び出してきた相手GKの鼻先で右足トーキックでラストパス。これに走り込んだディマリアが左足で無人のゴールに流し込み2点目。同21分にはディマリアの右クロスにFWカバニが頭を合わせた。カバニはこのゴールでFWイブラヒモビッチに並ぶクラブ最多の156ゴールをマークした。さらに同42分、ゴールやや右ペナルティーアーク内からのFKをネイマールが右足キックすると、ボールは壁5枚の頭上を越えてゴール右へ吸い込まれた。相手GKレネは1歩も動けない鮮やかな一撃だった。

 前半を4-0で折り返したパリサンジェルマンは後半も攻撃の手を緩めず、同12分、相手クリアのこぼれ球をネイマールが左足で蹴り込んで5点目。同28分にも左サイドでパスを受けたネイマールがドリブルで6人をかわしてゴール右から右足シュートを決める圧巻のゴールでハットトリックを達成。同32分にはカウンターからネイマールのラストパスをFWエムバペが左足で決めて7点目。そして同38分、カバニが倒されて得たPKをネイマールが右足で決め、ゴールショーは幕を閉じた。

 カバニは20試合20得点で得点ランキング首位、ネイマールは15試合15得点で同4位タイに浮上した。

 5連勝のパリサンジェルマンは18勝2分け1敗の勝ち点56。ギャンガンを2-0で下し2位に浮上したリヨンとは11差。DF酒井宏樹が所属するマルセイユは3位に後退した。