シントトロイデンはホームでロケレンと1-1で引き分けた。

 DF冨安健洋は3試合連続フル出場。右CBでプレーし、後半途中からは左に回った。後半33分に裏を取られた守備ミスから先制ゴールを許し、「あの一発だけ。DFはやっぱり89分良くても一発で終り」と、試合後は反省しきりだった。ただ、ブライス監督は「19歳のCBが3試合違ったシステムの中で本当に素晴らしいプレーを見せている」と賛辞を送った。

 DF遠藤航は初先発を果たしフル出場。アンカーを務め、守備面での貢献度は高く、空中戦でも地上戦でもフィジカル負けすることはなかったが、ボールを持った時のプレーは不安定。1-1の引き分けに終わり「結果が出なかったので、ちょっと残念」と悔しがった。チームはこれで3連続ドロー。「試合に出ていることはポジティブですが、チームとして結果が出てないところに向き合わないといけない。自分はチームに入ってくるのが遅かったですが、年齢的にはやっぱり上のほうですので、チームを引っ張っていくというわけじゃないがプレーでしっかり貢献し続けていかないといけないかなと思う。だから、次は勝ちたいですね」と気合を入れた。