スペイン・スーパー杯がモロッコ・タンジールで行われ、昨季リーグ戦とスペイン国王杯の2冠バルセロナが2-1で国王杯準優勝のセビリアを下した。13度目の優勝で、新シーズン1冠目。イニエスタから主将を引き継いだメッシがトロフィーを掲げた。大会は従来のホームアンドアウェー方式から今回は1試合に変更され、初めてスペイン国外で実施された。

 バルセロナは前半9分に先制を許すも、同42分にメッシのFKがポスト直撃、そのこぼれ球をピケが押し込み、後半33分にデンベレが勝ち越し弾を決めた。試合終了間際にはGKテアステーゲンがPKを阻む好守も。バルベルデ監督は「先制されて難しい試合だったが、盛り返せた」と振り返った。メッシにとってはイニエスタを抜きクラブ史上最多となる33個目のタイトル獲得だった。また、スペインで初めてビデオ判定が導入され、セビリアの先制点は当初オフサイドだったのが覆り、ゴールとなったものだった。