MF堂安律が所属するフローニンゲンはホームでウィレム2に0-1で競り負けた。

 前半33分に先制され、そのまま逃げきられた。

 堂安は2試合連続でフル出場。立ち上がりはコンディションも良く、前線でロングボールのこぼれ球を拾ってチャンスに絡んだが、後半はトップ下で孤立。ボールを集めることが出来ず後半作ったチャンスは1度だけだった。

 堂安は「点差以上に残念な内容でした。ああいうサッカー(終盤のロングボール戦術)をするなら、僕を代えてセンターバックの選手を入れたほうが良いと思います」と敗戦を悔やんだ。後半開始からMFマヒが負傷で交代。「彼がいると僕自身、プレーしやすい。いつもファースチョイスとして、僕は彼を見ています」と攻撃の形が減ったことも響いた。チームは開幕2連敗となった。「身体自体は動いています。後半は少し速い展開で足がつっちゃいましたが、しっかり90分間、守備の部分ではチームに貢献できたと思います。ただ、1人では難しい展開でした」と苦しいチーム事情を語った。