FWロナウドが新加入したユベントスはアウェーでキエボに3-2で逆転勝ちした。

 前半3分、右からのFKをDFキエリーニが頭で落としたボールをMFケディラが左足で蹴り込んでユベントスが先制したが、同38分に同点に追いつかれ、後半11分にはPKを決められて勝ち越しを許した。しかし、同30分、FWベルナルデスキの右CKがオウンゴールを誘って同点に追いつき、同ロスタイムにはDFサンドロの左からのクロスにベルナルデスキが右足を合わせ、土壇場で勝ち越した。

 ユベントス・デビューを果たしたロナウドは何度かチャンスをつかみシュートを放ったが、相手GKソレンティーノの好守にも阻まれノーゴール。2-2の後半41分には左クロスに飛び込んで頭でつなぎ、FWマンジュキッチが頭で押し込んで勝ち越しゴールをアシストしたように見えたが、VARでロナウドがハンドしたと判定されゴールは無効となった。

 アレグリ監督は「ロナウドがゴールできなくて残念だった。しかし彼はまだ皆と一緒に7日間しか練習していない。それでもいいプレーをしていたし、動きも良かった。他の選手と違う選手だということがベンチからよく見えた。私はいい印象を持ったし、彼はこの勝利に満足し、笑顔を見せていた」と満足そうに話した。(波平千種通信員)