ユベントスは9月1日にセリエA第3節でパルマと対戦する。

30日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、現在ユベントスのポルトガル代表ロナウドは過去にパルマへ移籍する可能性あったという。

MF中田英寿も在籍していた2003年夏、18歳だったロナウドを当時のタンツィ会長が獲得しようと考えていた。スポルティングが提示した移籍金は1250万ユーロ。その夏にパルマはムトゥをチェルシーに2250万ユーロで放出したため、ロナウド獲得のために1000万ユーロから1100万ユーロまでオファーの金額を上げた。

しかし、クラブの資金繰りはすでにうまくいっておらず、ムトゥ移籍の収入はクラブの赤字を埋めるために使うことになり、ロナウド獲得を諦めることになったという。当時パルマを指揮していたプランデッリ監督は「ロナウドはすぐにでも獲得しなければならない。秀でた選手であることは明らかだ」と話していた。

そしてその夏にマンチェスター・ユナイテッドが1500万ユーロでオファーをし、同クラブへ移籍することになった。パルマの親会社パルマラットはこの年の末に破産している。