日本代表に選出されたシントトロイデンのMF遠藤航(25)とDF冨安健洋(19)は、1-0で今季初勝利となったホームでのオーステンデ戦にフル出場した。同僚のMF関根貴大(23)は後半38分から今季初出場したが、左足を負傷した。

日本人3人がピッチに立ち、開幕から6試合目にしてチームを初勝利に導いた。同一チームから日本人3人が同時に出場したのは、欧州主要リーグでは15-16年シーズンのハノーバー(清武、酒井宏、山口)以来。遠藤は「結構やりやすいですね。やっぱり日本人がいる方が」と笑顔で話した。今後は、日本代表として帰国。今回はワールドカップ(W杯)組4人だけとフレッシュなメンバーだけに「W杯組(の主力)がいないので、自分がしっかり中心となってやらないと」と自覚を口にした。

昨季1試合の出場だった冨安は、開幕から6試合連続フル出場とレギュラーを獲得し、日本代表初選出をつかみ取った。「(喜びよりも)緊張感の方が大きいですね。正直」とコメント。東京オリンピック(五輪)を指揮する森保監督がA代表も務めているだけに「練習からアピールして、試合に絡めるように」と意気込みを語った。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)