ニュルンベルクに加入した久保裕也はトップ下として評価を上げている。

4日の独紙ビルトによると、前戦マインツ戦で久保は左サイドで先発したが、前半終了間際にトップ下にポジションに変更すると、チームは後半なって流れが変わったとし、久保の「トップ下の方がボールをもらえるし、自分の強みを発揮できる。ボールコンタクトが多い方がいい」というコメントを紹介している。

さらに同紙は「久保はボールを収め、インテリジェンスなパスを送り、ボールを奪われることはなかった。ニュルンベルクが放った19本のシュートのほとんどは久保が起点となっていた」と伝えている。

「トップ下の位置だとタイミング的にもうまく機能する。走りこむところにパスがでてきやすい。前半アウトサイドでプレーしていた時はそのへんがうまくいかなかった」と久保は話しているという。

久保が今後もトップ下でプレーするかは不明で、ケラー監督は「起用された場所でプレーしなければならない」と話すが、同紙はチームにとって最も有効な久保のポジションはゲームメーカーだと指摘している。