W杯優勝メンバーであるフランス代表のシュツットガルトDFパバールはバイエルン・ミュンヘンへの移籍がうわさされているが、フランステレビのレキップTVに「僕がBミュンヘンとサインをかわしたと主張するのはジャーナリストの皆さんだ。僕はしていないよ」とコメントしたという。

6日の独紙ビルトによると、パバールはBミュンヘンの獲得希望選手であり、ほかの欧州トップクラブも獲得を狙っている。ビルト紙はすでに来夏Bミュンヘンに移籍することに合意していると伝えた。パバールは現在シュツットガルトと21年まで契約しているが、今シーズン後には3500万ユーロの固定移籍金で移籍することができる。ただシュツットガルトが来季の欧州CL出場を決めた場合、この条約は効力を失い、自由競争となる。値段はさらに高値で交渉されることとなる。

シュツットガルトのチーム・マネジャーのレシュケ氏は「獲得レースはオープンだと思うが、Bミュンヘンはいいカードだ。最終的には本人が決断する。ほかにもまだ興味を持っているトップクラスのチームもいる。すでにいくつかのクラブと話をしたが、今季についてではない。19-20年シーズンにはトップ5に入るクラブでプレーすることになるだろう」と話している。

フランス紙レキップに対してパバールはシュツットガルトでのプレーに満足していることも明かしている。「ドイツのビッククラブでプレーしているし、ファンタスティックなファンもいる。このクラブは家族で、僕に必要なものそのものなんだ。今クラブを愛しているよ」と話していた。