リーグA4組でスペインがW杯ロシア大会準優勝のクロアチアに6-0と大勝し、2連勝で勝ち点6とした。

前半24分にサウルニゲスがヘッドで先制、アセンシオが1得点3アシストと活躍するなどでゴールを重ねた。

一夜明けた12日のスペインではマルカ紙が「ブラーボオオオオ!」、スポルト紙が「未来はここにある」、ムンド・デポルティボ紙が「リサイタル」といった見出しで、この勝利を伝えた。

ルイスエンリケ監督は「すべてが素晴らしいものだったが、改善することはできる。よかったのは代表招集初日からの選手の姿勢。選手は称賛に値する。今日のようなプレーをした時、自分たちを止めることは難しい」と振り返った。

サウルニゲスは「緊張していたが、ゴールはそれを解消するものだった。地元での得点と勝利という夢がかなった」と話した。

アセンシオは「いつでも最大限のプレーを発揮しようとしている。ゴールでチームの力になればベターだ。スペインはW杯(ロシア大会)前に持っていた感触を取り戻すことが必要だった。ネーションズリーグの2試合で、自分たちは素晴らしい試合をした」と振り返った。

 

この試合で先発にRマドリードの選手6人が名を連ねた。カルバハル、ナチョ、セルヒオラモス、セバージョス、イスコ、アセンシオ。これは02年10月12日の北アイルランド戦以来で、当時はカシーリャス、ブラボ、エルゲラ、サルガド、グティ、ラウルの6人がレアル所属で先発した。

また、この試合でチーム4点目を決めたセルヒオラモスは代表通算14得点目となり、イエロの持つ記録13を抜き、DFとして同代表歴代最多得点者になった。