MF香川真司が所属するドルトムントは敵地でクラブ・ブルージュ(ベルギー)に1-0で競り勝った。0-0で迎えた後半40分に途中出場のプリシッチが相手のクリアボールをはね返してゴール。19日の独紙ビルトによると、この日が20歳の誕生日だったプリシッチは「幸運だった。このプレゼントは喜んで受けるよ」とコメントした。

ただ、自分たちでつくったビッグチャンスはなかっただけに、チームマネージャーのツォルク氏は「非常に幸運のあった勝利だというのはわかっている。この勝利は喜んで受け入れる。全体的に前線へのスピードと驚きをもたらすプレーが少なかった」と分析。ロイスは「泥臭い勝利だった。攻撃は悪かったよ」と話している。ファブレ監督も「ハードな仕事になった。最終的につかれていた」と振り返った。

テレビ解説を務めた元ドイツ代表のハマン氏は「ドルトムントはほぼすべてが足らなかった。ボールに対しては積極性が十分ではなく、前線は物足りない。オフェンス陣は完全に効果がなかった」と批判的だった。