MF乾貴士が所属するベティスはホームでビルバオと2-2で引き分けた。

ベティスは2点を先行されたが、前半45分に相手MFが退場して数的優位に立ち、後半に2点を奪って引き分けに持ち込んだ。

乾は2-2の後半33分から出場。トップ下に近い位置でプレーしたものの、エイバル時代のチームメートであるMFダニ・ガルシアがマークを外すことなくボールがなかなか回ってこなかった。それでも同44分にはDF1人を外してシュートを放った。

乾は「後半、退場者も出ましたけど、追いつけたっていうのはプラスに考えていいと思う。ただ逆転できた場面もいくつかあったので、そのへんを決め切るところも必要になってくるとは思う。意味のある引き分けではあるけど、まあもったいない試合ではあったかな」と試合を振り返った。リーグ戦では4試合連続の先発だったが、この日は途中出場。「逆転はしたかったですし、出て何かしたいっていう気持ちはすごくありました」と話したが、15分程度の出場時間では何もできず、厳しい表情を見せていた。

公式戦3試合連続ドローのベティスは1勝3分け1敗の勝ち点6で13位。(山本孔一通信員)