FW浅野拓磨(23)とFW原口元気(27)のハノーバーがホームでホッフェンハイムに敗れ、開幕から5戦未勝利と元気がない。

浅野は1-2の後半20分から2試合ぶりに出場。2点差を付けられたロスタイムにはペナルティーエリア右からシュートを放ち、DFに当たったはね返りを再度狙ったが、しっかりミートせずGKにキャッチされた。「こぼれてきて、コントロールまでは思い通りというか。あとはもうゴール前に人がいっぱいいたのも分かってましたし、コースというよりは強いシュートを打とうかなと思って。まぁGKの正面いっちゃいましたけど。あれも本当に決めきって終わらないといけなかったシーンです」

結局そのまま敗れ、開幕から2分け3敗。試合後、チームはピッチで円陣を組んで次戦へと切り替えた。浅野は「下を向いてる暇はないですし、常に次の試合に向けて良い準備をし続けるしかないので。それはみんな分かってると思いますし、監督も『頭を上げていこう』と言っている。なかなか簡単なことではないですけど、僕もここから…次の試合がすぐ来るので、良い準備ができるように明日から前を向いてやっていきたいなと思います」と語った。

なお、原口はベンチ外だった。(鈴木智貴通信員)