Rマドリードがホームで1-2とレバンテに敗れた。これで公式戦5戦連続勝ちなし。

試合は前半7分にDFバランが相手MFモラレスに裏を取られ、GKクルトワとの1対1を決められる。4分後に再びモラレスに対応したバランがハンド。VARによりペナルティーエリア内と判定され、PKから追加点を奪われた。

前半17分、右CKからアセンシオがゴールを揺らすがVAR判定はオフサイド。早い時間に得点差を縮めたいレアルはDFセルヒオラモスがバーに当てるなど、4試合連続無得点の呪いを解くことができないまま前半を終了した。

後半、ロペテギ監督は流れを変えるためにベールをオドリオソラに代えて投入する。スタンドはふがいないチームに対し前半終わりからブーイングが飛ぶ。ロペテギ監督はさらにベンゼマとセバージョスをイスコ、アセンシオに代えてピッチに送り出す。

後半19分、ゴール前中央でFKを獲得、ベールが花会ったシュートは相手GKオイエルがはじき出される。そんな中、同27分に待望のゴールが生まれる。右サイドからの展開、最後はベンゼマがペナルティーエリア内に走り込んだマルセロにボールを回し、利き足でない右足で気持ちの入った一発を突き刺した。

雰囲気を盛り返すと、同31分にはベンゼマのシュートが右ポストをたたく。その後もモドリッチ、マルセロがゴールを狙うもののスコアボードは動かず、同43分、マリアーノが押し込むものの、判定はオフサイドで取り消された。ロスタイム4分、最後まで諦めずに戦い続けるが、序盤のビハインドをはねのけることが出来ず、公式戦5試合勝ち星なしとどん底を抜け出せず、うわさレベルであったロペテギ監督の進退問題が本格化した。(山本孔一通信員)