香川真司所属の首位ドルトムントはバイエルン・ミュンヘンに3-2と競り勝ち、リーグ戦無敗を守った。香川はベンチ入りしなかった。

序盤はBミュンヘンが圧倒。前半26分、ニャブリのセンタリングからレバンドフスキが先制点を決めた。後半4分、ドルトムントは自らが倒されて得たPKをロイスが決めて同点に。だが、3分後にはBミュンヘンFWレバンドフスキがこの日2点目を挙げた。同22分にドルトムントはピシュチェクのクロスからロイスがダイレクトボレーで決めて再度同点。そして同28分、カウンターから途中出場のアルカセルが抜け出し、勝ち越しゴールを決めた。

この好ゲームに11日の独紙ビルトは「ブンデスリーガはとても美しく、とてもドラマチックで、とてもクレイジーだ。ドルトムントとBミュンヘンとの激戦はサッカーに必要なすべてがあった。戦い、スピード、ハイレベル、スリリング。両クラブともトップパフォーマンスだった」と報じた。

同紙によると、ドルトムントの主将ロイスは「本当に素晴らしい試合だった。ピッチに立っていて本当に楽しかった」とコメント。ファブレ監督は「ハーフタイムにいくつか修正をした。Bミュンヘンがあのスピードを保ち続けられないことはわかっていた。あれは高すぎた。ボールを保持することができなかった」と分析。ドルトムントはBミュンヘンとの勝ち点差を7に広げた。

BミュンヘンGKノイアーは「僕らはみんな順位表をわかっているし、ドルトムントがどこにいて、僕らがどこにいるかわかっている」と話した。代表取締役のルンメニゲ氏は「ドルトムントは首位。それを受け入れ、リスペクトしなければならない。クリスマスまでに自分たちの連勝を成し遂げ、自分たちのことに取り組まなければ」と話していた。