元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(34)は、所属するバイエルン・ミュンヘンが現時点で「タイトルを取れるレベルにない」と話し、チーム状態がよくないことを明かしたと、19日付の独紙ビルトが報じた。

テレビ番組に出演したロッベンは「我々は今タイトルのことを口にしてはいけない。現時点で自分たちにはタイトルを手にするための十分な強さがない」とコメント。チームはリーグ戦6勝2分け3敗の5位と、リーグ戦6連覇した昨季までの勢いがない。現状は歯車がかみ合わずに苦戦を強いられているが、今後リズムをつかむことができれば、このチームは多くのことを手にすることができる可能性はあると付け加えている。

今季から就任したコバチ監督に対しては「非常に野心があり、ハードに仕事をする」と評価した。だが、結果が出ていないだけに「はっきりと言わなければならないのは、Bミュンヘンで監督をすることは、簡単ではないということだ」とコメント。常勝チームならではの問題も指摘した。

自身は全11試合中、8試合出場して3得点とまずまずの結果を出しているが「僕は今季でBミュンヘンでの10シーズン目になる。毎日何か新しいものを発見しているよ。こうしたことがこれまでにあったかわからないね」と、充実したシーズンを遅れていると話した。また契約については19年6月でと、今季限りで終了する。ベテランの年齢にさしかかっているが「Bミュンヘンでの時間が終わることになっても、僕のキャリアがそこで終わるという意味ではない」とコメント。今季限りでクラブを退団するとしても現役を続ける考えがあると話した。