イタリアは20日(日本時間21日)、ホームでの国際親善試合で米国を1-0で下した。後半42分に途中出場したインテルミラノFWポリターノがロスタイムに決勝点を挙げた。

この試合で初めて2000年生まれの選手が同代表デビューした。後半17分から出場したユベントスFWキーンで18歳。両親がコートジボワール人で、イタリアで生まれた選手だ。キーンのほかにセンシとグリフォもこの試合で代表デビューし、好プレーを見せていた。

21日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、マンチーニ監督は「今日の試合では我々のアプローチが正しいことを示していた。特にキーンはいいプレーをしていた。彼の年齢を考えれば素晴らしい選手だと思う。来年3月からの試合はすべてに勝ちたい。欧州選手権予選の組み合わせがどうなるかわからないが、全力で戦っていく。我々は相手に注意しなければならないが、相手も我々のことを恐れることになるだろう」と自信を深めていた。

今回は招集されなかったニースFWバロテリはインスタグラムでキーンに対して「ついに! 兄弟よ、お前のことを誇りに思う」「俺も行くから待っていてくれ」と書き込んだという。