元ドイツ代表主将のローター・マテウスが、プレーのパフォーマンスに応じたポジション争いを求めていると、18日付ビルト紙が報じた。

ドイツ代表ではマヌエル・ノイアーが10年以来正GKとして君臨している。だが、ここ最近のドイツサッカーの雰囲気は落ち込んでいる。ビルト紙の読者アンケートでは実に91%がバルセロナでプレーするマルクアンドレ・テア・シュテーゲンが正GKにふさわしいと見ているようだ。

代表監督のヨアヒム・レーウは「現段階ではマヌエル・ノイアーがキャプテンであり、正GKだ」と話している。だが、451日後の欧州選手権で誰がゴールマウスに立っているかは確定していない。

マテウスは「キャプテンマークはプレーするかどうかで決定されるものであってはならない。テアシュテーゲンはフェアなチャンスをもらうにふさわしい。この2年間、ワールドクラスのプレーを見せている。ポジション争いをプレーパフォーマンスで測るなら、すべてのポジションで行われるべきだ」と指摘していた。レーウはどんな決断を下すのだろうか。

(中野吉之伴通信員)