MF乾貴士が所属するアラベスはホームでバリャドリードと2-2で引き分けた。

前半4分、バックパスを受けた相手GKジョエルにFWグイデッティがプレスをかけ、キックの瞬間にスライディングすると、ボールは右足に当たってゴールに飛び込んだ。幸運な形で先制点を奪ったアラベスは同24分にも、4試合連続で先発し右サイドに入った乾のドリブルが相手ファウルを誘い、FKを獲得。これをFWジョニーが左足キックでゴール前に放り込むと、ボールは競り合う選手の頭上を越え、ワンバウンドしてゴール左へ吸い込まれた。しかし、同38分、FKをMFホアキンに頭を合わせられて1点差とされ、後半31分にはFWウナルにPKを決められて同点に追いつかれ、逃げ切りに失敗した。

後半は左サイドに入った乾だが、右足首を負傷し自らピッチに倒れ込んで交代を要求し、2-1とリードした後半14分に退いた。

5試合連続で白星のないアラベスは12勝10分け11敗の勝ち点46で暫定8位。