DF吉田麻也が所属するサウサンプトンがプレミア最速弾を決めた。

サウサンプトンはアウェーでワトフォードと対戦し、前半開始の相手キックオフがバックラインに下げられた後、相手DFキャスカートが右サイドを狙ってロングキックしたところにFWロングが詰めてブロック。ルーズになったボールを拾い、ドリブルから飛び出してきた相手GKの頭上をふわりと抜けるループシュートを鮮やかに決め、7秒69の電光石火で先制点を奪った。このタイムは00年にブラッドフォード相手にトットナムのキングが決めた9秒82を19年ぶりに上回る最速ゴールとなった。

試合は1-0とサウサンプトンがリードしたまま終盤を迎えたが、後半45分に自陣左からのクロスをFWグレイに押し込まれ、1-1土壇場で引き分けに持ち込まれた。

吉田は8試合連続で先発し6試合連続のフル出場。終盤まで無失点にしのいだが、最後のグレイのシュートは防ぎきれずピッチに突っ伏した。

サウサンプトンは9勝10分け16敗の勝ち点37で16位。降格圏の18位カーディフとは残り3試合で6差。