ユベントスを退団したマッシミリアーノ・アレグリ監督(51)は、クラブから解雇されていたことを選手たちに涙ながらに話していたと18日付英紙サン電子版が報じた。

チームは8季連続でリーグ優勝を果たしたが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)敗退の代償を支払った形となった。昨夏、大きな補強として、クリスティアノ・ロナウドを獲得していたが、CLでアヤックスに敗れ、準々決勝で姿を消した。ユベントスとは、残り1年の契約があった。

アレグリ監督は、5年前にACミラノから新指揮官として就任した。アトランタとのホーム最終節を前に、上層部から構想外であることが告げられたと明かした。選手たちの前で涙ながらに「監督は、僕ではなくなると、クラブが決めた」と話したという。

後任には、トットナムのポチェティーノ監督や、チェルシーの新旧指揮官サッリ監督とコンテ氏の名前が挙がっている。

(A・アウグスティニャク通信員)