久保建英を獲得した白い巨人、Rマドリードはすでに総額3億ユーロ(約375億円)以上をつぎ込み、ロナルドとカカを両取りした2009年夏を上回るクラブ最高の補強額を更新したと、スペイン紙アスが報じた。

今夏の補強で次々と大物を獲得。チェルシーからFWアザール、フランクフルトからFWヨビッチ、リヨンからDFメンディ、ポルトからDFミリトン、サントスからFWゴエスの計5人を獲得した。さらに14日には日本代表MF久保建英の獲得を発表した。

移籍金は、アザールが1億ユーロ(約125億円)、ヨビッチが6000万ユーロ(約75億円)、メンディが4800万ユーロ(約60億円)、ミリトンが5000万ユーロ(約62億5000万円)、ゴエスが4500万ユーロ(約56億3000万円)。

久保を除く5人で、すでに移籍金だけで計303億ユーロ(約379億円)を計上。これは、マンチェスターUから9400万ユーロ(約118億円)で獲得したロナウド、ACミランから6000万ユーロ(約75億円)で加入したカカという、バロンドールを獲得の2人が加わった09年夏の移籍金を上回ったという。

この時は、さらにリヨンからベンゼマ、リバプールからシャビ・アロンソ、バレンシアからアルビオルらも迎え入れた。これまで最高額だった09年夏の計2億5850万ユーロ(約323億円)を、6月半ばで早くも上回り、クラブ史上最高額の投資となったと伝えた。