コロンビアが苦しみながらも1-0で招待国のアジア王者カタールを下した。約1年前のW杯ロシア大会1次リーグで日本に敗れた南米の強豪は、これで1次リーグ2連勝で2位以内を決めた。

0-0の後半41分、D・サパタがヘディングでねじ込み、待望の先制点。これが決勝点となり、競り勝った。ボール支配率で圧倒しながらなかなかゴールを割れない展開を、D・サパタが2試合連続弾で救った。

コロンビア、サパタといえば、本田圭佑ともプレーしたACミランのC・サパタだが、殊勲のサパタは、もう1人のサパタ。

同じセリエA、アタランタのFW。18-19年シーズンはリーグ2位の23得点と、アタランタの躍進をけん引し3位でクラブ史上初の欧州CL出場権獲得に大きく貢献した点取り屋が、南米選手権でも大ブレーク。こちらが真のサパタといえる活躍ぶりだ。