優勝候補のアルゼンチンが崖っぷちに追い込まれた。

0-1の後半12分に主将のFWメッシがPKを決めて追いついたが、8分後にはPKを献上。GKアリマーニが止めて何とか耐えたが、本来の力を発揮することはなく、最後まで得点を奪えなかった。1分け1敗で最下位を脱出できず。それでも決勝T進出の可能性を残している状況にスカローニ監督は記者会見で「ラッキーだ」とコメント。チームの置かれている悲惨な立場が如実に表れる会見となった。

23日の最終節は、日本と同じ招待枠のカタールと戦う。1次リーグ突破には勝利が絶対条件。2試合でPKの1得点と、流れの中でゴールを奪えていない中、メッシは「自信を持たないといけない。次の試合に向けて、可能な限り状態を上げて突破しなければならない」。ふがいない戦いが続き、最終節が運命を左右する一戦になってしまった。