ベルギー1部シントトロイデンの日本代表DF冨安健洋(20)の獲得にイタリアの名門ラツィオも参戦したと、26日付の「Solo la Lazio」など地元の複数メディアが報じた。

すでにボローニャが冨安の獲得に興味を示していたが、ここにきてラツィオも獲得に乗り出してきた。ボローニャのサバティーニSDは、南米選手権の日本対チリ戦後に「(ボローニャ所属の)プルガルがゴールを決めたね。マークは誰だ? 我々の日本人?」と冨安の獲得を狙っていることをジョークを交えて明かしている。

依然として冨安の獲得争いではボローニャが最右翼だが、シントトロイデンに出した移籍金600万ユーロ(約7億5000万円)のオファーを拒否されている。シントトロイデン側から同1000万ユーロ(約12億5000万円)を要求されていると報じられ、合意には大きな隔たりがある。この状況に、昨年12月にも獲得を目指していたラツィオが再度、獲得を目指すことになったと伝えた。