ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也(29)は7日、オーストリアでの合宿に行われた同国1部チロルとの今季初戦となる練習試合でいきなりゴールを挙げた。

43分にゴールを決めて1-0の勝利に導いた大迫に対して、コーフェルト監督は「ユウヤは非常に良かった。素晴らしい印象を与えてくれた」と称賛したと、地元メディアの「Nordwest-Zeitung」が報じた。

大迫は今年1月から行われたアジア杯で背中を痛めていたが強行出場したことで、所属先に戻ってから戦線を離脱。クラブは日本サッカー協会に大迫の起用について激怒していた経緯があるだけにコンディションに注意を払っている。今回の出来に同監督は「彼は4週間の休暇を過ごせた。ユウヤは本当にフレッシュな状態に見えるね」と大満足だった。

今後の起用ポジションについて「彼の強みは、ストライカーだけでなく、トップ下やインサイドハーフでもプレーできることだ」と、複数のポジションでプレーさせる意向だと話した。