アトレチコ・マドリードからバルセロナに加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(28)が、バルセロナの本拠地「カンプノウ」で入団会見を行い、注目された背番号は「17」に決定した。クラブ公式サイトが発表した。

元イングランド代表MFベッカムに憧れてAマドリードやフランス代表で「7番」を背負っていたが、新天地では「17番」を選択した。現在「7番」はブラジル代表MFコウチーニョが付けていた。念願の移籍に「この新しい挑戦に、非常に興奮している」とコメント。「この素晴らしいクラブで重要な選手になりたい。まだ獲得したことのない、スペイン国王杯と欧州CLのトロフィーを勝ち取りたい」と意気込みを語った。

また、不動のエースであるアルゼンチン代表メッシについて「彼と一緒にプレーできることは喜びだね」と共闘を心待ちにしている。さらに「メッシはNBAプレーヤーのレブロン・ジェームズのように、僕にとってナンバーワンのプレーヤー。すべてのプレーヤーに尊敬され、私の子どもたちや、さらにその子どもたちの伝説になると思うね」と、後世に語り継がれる存在だと話した。

バルセロナでの起用ポジションについて聞かれると「左でも右でも中央でもプレーすることが出来るけど、最も大事なのはチームを助けるためにプレーすること」とチームを最優先で戦うことを宣言し、「あらゆるポジションで重要な選手になるために、一生懸命頑張るよ」とサポーターに全力を尽くすことを約束した。