チェルシーが21日、埼玉のNACK5スタジアムで公開練習を行った。ランパード監督やコーチ陣らは、早めにスタジアム入りしたが、選手たちを乗せたバスは交通渋滞により30分遅れて到着した。

公開された冒頭20分の練習では、ブラジル代表DFルイスやスペイン代表ペドロらが参加。練習開始前には、ランパード監督を中心にピッチ上で円陣を組み、ミーティングから始まった。その後は、コーンを使ったウオームアップ、ボールを使ってパス練習で汗を流した。一方で膝を負傷しているフランス代表MFカンテは復帰できず、練習を欠席した。

練習後にスペイン代表DFアロンソは、ランパード新監督体制について「(サッリ前監督とは)多くの違いがある」と話し、新しいスタイルについて「いくつか練習した上で、良い強度でプレーできている。守備に重点を置いているが、攻撃についてもうまくいっていると思う」と手応えを口にした。

また、19日に対戦して0-1で敗れた川崎フロンターレについて「1人、個人というよりかは、チームとしてものすごく機能していた。ボールをうまく回していた。スペインのチームのようなプレーをしていたと思う」とコメント。川崎Fのパスサッカーを称賛した。

チームは23日に埼玉スタジアムでバルセロナと対戦する。