マンチェスター・シティーのペップ・グアルディオラ監督(48)は、FWサネの手術に10年以上の付き合いがあるバルセロナの医師ではなく、バイエルン・ミュンヘン監督時代に担当していた医師に頼んだと、16日付英紙ミラー電子版が報じた。

優勝した3日のイングランド・スーパー杯(対リバプール戦)で前十字靱帯(じんたい)を痛めたサネの手術が、今週末に執り行われる予定となっている。グアルディオラ監督は担当医に、バルセロナ時代に多くの時間をともにしたクガット医師ではなく、Bミュンヘン監督時代に担当医だったオーストリアを拠点にするフィンク医師に頼んだという。

同監督はこれまで多くの選手が手術を受ける際には、バルセロナのクガット医師に頼んでいたという。クガット医師はDFメンディやMFデブルイネやMFギュンドアンらの手術を担当している。今回もサネがバルセロナで手術をするのかと聞かれたグアルディオラ監督は「その質問には答えられない。分からないよ」と否定をせず、多くを語らなかった。

同紙は、今夏の移籍市場で負傷したサネの獲得を狙っているBミュンヘンの担当医に手術をお願いしたことは興味深いと伝えた。普段通りにバルセロナ時代の担当医ではなかったことは、何かの理由がありそうだと報じている。

(A・アウグスティニャク通信員)