スペイン2部マラガの地元紙ラ・オピニオン・デ・マラガ(電子版)が19日、マラガに所属するFW岡崎慎司(33)の選手登録が完了間近に迫っており、24日のホーム開幕戦となる第2節ラス・パルマス戦に間に合う可能性があると報じている。

マラガは現在、サラリーキャップに違反しており、選手を放出しないと新たに選手登録できないことになっている。実際に開幕戦のラシン戦では給与上限を超えていることを理由に、岡崎とシフが選手登録できずにプレーできなかった。

19日にFWオンティベロスがメディカルチェックを受けて契約書にサインするため、すでにビリャレアルに移動している。何の問題もなければ本日中にも移籍が決定するという。

オンティベロスの放出はマラガにとって戦力面で大きな痛手となるが、この移籍が正式に完了した場合、岡崎とシフはともに選手登録され、第2節のリーグ戦から出場できるようになるとのことだ。

マラガ入団前からいろいろとトラブル続きの岡崎であるが、順調にいけば24日に公式戦デビューする姿を見ることができるかもしれない。(高橋智行通信員)