マラガの地元紙ラ・オピニオン・デ・マラガ(電子版)が21日、マラガがミチャエル・サントスを売却することで何人かの選手を登録できるようになると報じている。

同紙は、マラガが前日のハビエル・オンティベロスのビジャレアル移籍に続き、ミチャエル・サントスを売却した場合、2部開幕のラシン・サンタンデール戦に出場できなかった、日本代表FW岡崎慎司ら、まだ登録されていない選手の何人かを登録できるようになると伝えている。

しかし何人登録できるかはラ・リーガ(リーグ)から告げられるまでは分からないという。

マラガのスポーツディレクター、ホセ・ルイス・カミネロはこの日行われた新加入のホセ・ロドリゲスの入団発表の際に「(移籍の手続きが)全て終了した時、ラ・リーガは新たな選手たちを登録するために、我々がどうすればいいかを教えてくれるだろう。今現在、我々はクラブに登録されていない選手たちを抱えているし、ラ・リーガはその一連の選手たちを登録する義務を我々に負わせている。我々には登録されていない契約のある選手が何人もいるからね。そしてラ・リーガは我々に経済管理に応じたガイドラインを設定する必要がある。今現在、我々には9人のプロフェッショナルの選手たちを抱えているが、25人まで登録することを目指さなければいけない。我々はメンバーを完全なものにするまで、多くの選手たちを抱えることを望んでいる」と今後、選手登録に向けて大きな動きがあることを示唆した。

この入団発表直後、ミチャエル・サントスのコペンハーゲンへの移籍が正式発表されている。これにより岡崎慎司の選手登録がスムーズに行われた場合、8月24日(日本時間25日)にホームで行われる2部リーグの第2節ラス・パスマス戦の出場に間に合うかもしれない。(高橋智行通信員)