PSVの今夏から加入した日本代表MF堂安律(21)が、いきなりリーグ戦デビューを果たした。

日本代表としてキリンチャレンジ杯パラグアイ戦(5日、カシマ)とW杯アジア2次予選ミャンマー戦(10日、ヤンゴン)の2試合に出場。帰国して間もない1戦にベンチ入りすると、後半24分に出番が訪れた。右ウイングで出場。26分には味方からのパスを胸で受け、すぐに中央のFWマヘルへ。キレのある動きにスタンドからは驚きの歓声が上がった。

プレー時間こそ長くはなかったものの、短期間でファンボメル監督の信頼を勝ち取ることに成功。強豪チームの一員としての実戦にも緊張感は見せず、堂々とプレーした。

試合後に取材対応した堂安はデビューについて「うれしいですね」とさわやかな表情。「強いです。チームが強い」と、わくわくしたような気持ちで話した。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)