ポルトガル1部ポルトのMF中島翔哉(25)は15日のポルティモネンセ後のピッチで、コンセイソン監督に激怒される一幕があった。16日付のポルトガル紙「A BOLA」が動画付きで報じた。

中島は後半27分から途中出場したが、不用意なボールロストがあるなど精彩を欠いていた。チームは後半ロスタイムに劇的な決勝点で3-2と勝利したが、コンセイソン監督はものすごいけんまくで中島に背後から話しかけていた。中島は振り向くこともせずに前に進んで歩いていると、同監督が中島の右手を無理やり引っ張り、振り向かせて激怒。この騒動にチームメートが止めに入り、一時騒然となった。

コンセイソン監督は試合後の会見で、中島に何を言ったのかとの質問に「あれは我々だけの会話だ」と詳細について明かさなかった。ただ、指揮官は背番号「10」を託されている中島のプレーに満足していない事だけは確かなようだ。