6日に行われたリーグ戦第8節セビリア戦で退場になったバルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレ(22)の処分が9日に決定し、2試合の出場停止になったことが競技委員会より発表された。

デンベレはセビリア戦の後半43分、主審のマテウ・ラオスに暴言を吐きレッドカードをもらい退場になっている。これに対し競技委員会はデンベレが主審に無礼を働いたと判断し、規則で定められているように2試合の出場停止処分を下したのである。

そのためデンベレは次節エイバル戦、そして26日に行われるレアル・マドリードとの大一番、今シーズン最初のクラシコを欠場することになる。

スペイン紙アスはこの件について、バルセロナが処分軽減を求めて上訴委員会、そして最終手段としてスポーツ仲裁裁判所に訴えを起こす可能性があると伝えている。

またセビリア戦でFWハビエル・エルナンデスへのファウルを犯し退場になったロナウド・アラウホが1試合の出場停止、ジェラール・ピケがイエローカードの累積出場停止により、デンベレ同様、エイバル戦に出場できなくなっている。(高橋智行通信員)