スペインが15日に行われた欧州選手権予選のスウェーデン戦で、通算700試合目になったと、スペイン代表の公式サイトが伝えている。

記念すべき初戦は1920年8月28日に行われたアントワープ・オリンピックでのデンマーク戦で、1-0で初勝利を飾っている。

そして100試合目は55年に行われたフランス戦で試合は1-2で敗戦した。200試合目は73年のギリシャ戦で3-1で勝ち、300試合目は85年のアイスランド戦で1-2で勝利。95年に行われた400試合目となるアルメニア戦でも1-0で制している。

500試合目は2004年でリトアニアに0-0で引き分け。600試合目は11年のコスタリカ戦で、2-2でドロー。そして700試合目のスウェーデン戦でも1-1で終わり、2000年代の節目の試合では3試合すべて引き分けに終わっている。

約99年もの長い間で行われた700試合の通算成績は、410勝159分け131敗と大きく勝ち越している。その間にW杯1度(2010年)、欧州選手権3度(1964年、2008年、2012年)のタイトルを獲得している。

また、スペイン紙アスによると、これまでに57人が代表監督を務めており、最も多くの試合を指揮したのはビセンテ・デルボスケで114試合だったという。

最多得点試合は1933年5月21日に行われたブルガリア戦で13-0。最多出場選手はRマドリードに所属するDFセルヒオラモスで168試合となっており、12日に行われたノルウェー戦で元RマドリードGKカシージャスの記録を更新したばかりだった。

(高橋智行通信員)