ガラタサライ(トルコ)の日本代表DF長友佑都(33)は、ホームのレアル・マドリード(スペイン)戦にフル出場した。チームは0-1で敗れた。

長友は左ウイングバックとして先発。何度も敵陣に攻め上がったが、前半18分に味方のパスミスから失点。レアルのアザールにボールを奪われると、最後はクロースに右足で決められた。

0-1の前半23分、左サイドから長友がドリブルで仕掛けてクロス。それをFWアンドネがヘッドに合わせたが惜しくも外れた。欧州制覇13度のレアルを慌てさせる場面もあったが、そのまま試合は終了。勝ち点は手にできず、1次リーグ3試合で1分け2敗のグループ最下位となっている。

長友は試合後に「相手の方が経験などが上回っていたかなあと思います」とチームとしての力の差を実感。それでも、レアルとの初対戦は「やれると僕自身は思います。手ごたえをつかんだ」と言う。

さらに「守備の部分もこのレベルの相手でもやれるなと、自分自身も自信を持っています。これでやれないとワールドカップでも勝つことはできない。日本代表にもつながっていかない。もっともっとレベルアップして、まだまだステップアップしていきたいと思います」と話した。

次節は11月6日(日本時間7日)に敵地でレアルと再戦。日本人の欧州CL最年長出場記録を更新し続ける33歳のベテランは「厳しい環境であればあるほど楽しめる。楽しみですね」と笑顔で話した。

(オルムシュ由香通信員)